
日本経済の景気減退を背景に、2008年の総広告費は前年実績を下回る6兆6,926億円、前年比95.3%と5年ぶりに減少しました(電通「2008年日本の広告費」参照)。
テレビ、新聞、雑誌、ラジオを合わせた「マスコミ四媒体広告費」(同92.4%)は4年連続して前年を 下回っているのに対し、「インターネット広告費」は検索連動広告、モバイル広告を中心に拡大を続けています。

| 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | |
|---|---|---|---|---|
| インターネット広告費 (媒体費+広告制作費) | 3,777 | 4,826 | 6,003 | 6,983 |
| 媒体費 | 2,808 | 3,630 | 4,591 | 5,373 |
| 純広告(PC) | 1,930 | 2,310 | 2,688 | 2,885 |
| 検索連動型(PC) | 590 | 930 | 1,282 | 1,575 |
| 純広告(モバイル) | 288 | 390 | 536 | 743 |
| 検索連動型(モバイル) | 0 | 0 | 85 | 170 |
| 広告作成費 | 969 | 1,196 | 1,412 | 1,610 |
出典:電通「2008年日本の広告費」
インターネット広告が日本に誕生した1996年の市場規模はわずか16億円でしたが、2004年にラジオ広告費、2006年に雑誌広告費を抜き、テレビ・新聞に次ぐ第3の広告メディアという地位を確立しています。
2008年のインターネット広告費(媒体費+広告制作費)は前年比116.3%の6,983億円で、総広告費に占める割合は10.4%となりました。媒体費は前年比 117.0%の5,373億円(うちモバイル広告費は913億円、検索連動広告費は1,575億円)。また、広告制作費は1,610億円で前年比 114.0%となっています。
2008年はすでにインターネット自体が全般に定着してきたこともあり、インターネットの総PV数の伸びにも鈍化の傾向が見えますが、インターネット広告市場は手法の拡大や高度化を伴いながら、引き続き全般に成長しています。