海外でのネットプロモーションを行う上で、対象国のインターネットのトレンドや検索エンジンシェア、検索キーワードのニーズを把握し、それらに適合した戦略を練っていくことは日本国内の場合と同様に非常に重要です。
ネットプロモーションの根本的な考え方も、日本国内と海外で大きな違いはありません。ユーザーの消費行動を表す「AIDMA」「AISAS」といった理論は、ある程度各国でも通じるものとなっています。
海外でのネットプロモーションを行ううえで広告媒体を選定していくには、リーチや顕在度といった観点から、各国のユーザーに適切に訴求していくことが重要です。
| 国名及び地域名 | インターネットユーザー数 | 検索エンジンシェア | |
|---|---|---|---|
| 中国 | 1億7900万人 | 74.1% | 20.9% |
| 台湾 | 1500万人 | 60.0% | 18.0% |
| 香港 | 280万人 | 43.3% | 30.9% |
出典:中国 Iresearch / 台湾 etapplications.com / 香港 アウンコンサルティング
日本や他の国と同様、中国語圏でも各国で主要な検索エンジンは限られており、リスティング広告を出稿する上でもこれらの検索エンジンを網羅することが重要になります。
中国 :「百度」 → リスティング広告「百度」
「Google谷歌」 → リスティング広告「Google AdWords」
香港 :「Yahoo! Hong Kong - 雅虎香港」 → リスティング広告「Yahoo!Hong Kong」
「Google香港」 → リスティング広告「Google AdWords」
台湾 :「Yahoo!奇摩」 → 「Yahoo!奇摩」
「Google台湾」 → リスティング広告「Google AdWords」
中国語圏でも、有力な媒体でのバナー広告は大きなリーチ力を持っており、認知を高めるためのメニューとして普及しています。
日本の場合と同様に、各国のポータルサイトや会員情報を保持している企業サイトの会員向けサービスとして、メール広告の配信も行われています。
デモグラフィックターゲティングなど属性指定を行うことで、効果的なメール広告配信が可能です。
中国語圏においても、商品やサービスを一般に広く認知させるために、マスコミなどのメディアに話題として取り上げられることは非常に有効な手段となります。話題性のある商品やサービスをプレスリリースなどを通して新聞社やニュース系のサイトにアピールしていくことで、ニュースとして取り上げられる可能性を高めることができます。
中国語圏においても、ブログやSNSなどのCGMは定着しており、これらを利用したマーケティング手法も広まってきています。ユーザー間で商品やサービスに関する話題を伝播させていくバイラル広告は、消費者行動の興味喚起や情報共有という段階に働きかける有効な手法となっています。
中国語圏内でも検索エンジンの利用は定着しており、SEOを含めたSEMはネットプロモーションを行ううえで不可欠になっています。
SEOを行うために、以下のような施策を行っていきます。
・現地ネイティブのキーワードニーズを把握する調査
・検索ニーズとコンテンツに適合したサイトの設計
・各国検索サイトのアルゴリズムに適合した内部施策
・各国検索サイトのディレクトリ登録を中心とした外部施策