
リスティング広告とSEOは、それぞれに手法や特徴など違いがありますが、検索結果画面における自社サイトに関する記述の占有率を高めることで、検索ユーザーが目にする割合を増やすことができます。その点で、これらを連動させていくことが非常に重要となります。
例えば、Yahoo!の検索結果では自然検索とリスティング広告を含めてブラウザ3~4画面分の検索結果が掲載されます。最初にブラウザに表示されるファーストビューに自社サイトの枠が掲載されていないと大きな機会損失となります。また、検索結果を見るためにスクロールする間、どのタイミングでも自社サイトの枠が表示されていると視認性が高まり、クリックされる可能性がより高まります。
また、一般的にリスティング広告は「すぐにアクションしたい人」がターゲット、SEOは「情報を探している人」がターゲットとなることが多くなります。
例えば、「○○ 購入」のような購買意欲が強く表れている検索キーワードでは、リスティング広告の広告文やランディングページによる直接的な訴求を行うことで成果につながりやすくなります。
「○○ 内容」のような今すぐの購買ではなく、情報収集・比較検討段階のニーズを表す検索キーワードでは、求めている情報があり、より詳しく伝わるページににたどり着きやすいように的確な誘導が行えるようにSEO施策を実施します。そうすることがサイトの価値を上昇させることになります。
| 費用対効果 | 持続効果 | 即効性 | キーワード対応 | リンク先ページ | |
|---|---|---|---|---|---|
| SEO | ○ | ◎ | × | × | ○ |
| リスティング広告 | ○ | × | ◎ | ◎ | ◎ |
| SEO+リスティング広告 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
リスティング広告とSEOではそれぞれに特徴があります。
前提として、自然検索のほうがリスティング広告よりもクリック率が高い傾向にあります。ユーザーは、広告として認識しているリスティング広告をクリックしにくい傾向があるためです。
以上、リスティング広告とSEOの特徴から、費用対効果という面で単純にどちらが優れている、ということはいえません。しかし、検索結果画面の占有率を高め、ユーザーの目に触れる割合を増やす相乗効果を生む、という観点から、どちらの施策も行っていくことがもっとも費用対効果を高めやすいといえます。